2011年06月18日

お勧めのクラシック音楽★チャイコフスキー:弦楽セレナード

セレナードとは、もともとは恋人の窓辺で演奏する恋歌のことをいったのだが、18世紀以降は王侯貴族の食事や行事などで演奏する器楽曲、あるいは管弦楽曲となった。

チャイコフスキーはことのほか日本人好み。

このセレナードも尊敬するモーツァルトのセレナードに似せて、弦楽5部(弦楽四重奏+コントラバス)だけで演奏する4つの楽章を書いた。

いかにもチャイコフスキーらしい甘い叙情性と均整のとれた古典的な美しさを、弦楽だけで表現した名曲だ。

曲の出だしはきっと誰でも一度は聴いているはず。


今日、紹介するアルバムは世界に誇るサイトウ・キネン・オーケストラを小澤征爾が振っている。

地上のモノとは思えぬ、美しい弦楽の世界を堪能してみましょう。

このアルバム中のモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も絶品です!!



チャイコフスキー:弦楽セレナード/モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジー
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2011年06月11日

3年は楽しめるおすすめのクラシック音楽★プッチーニ:組オペラ『蝶々夫人』

日本人にとって複雑な心理が働くのが、このオペラ「蝶々夫人」。

長崎の若い芸者「蝶々」さんはアメリカの海軍士官ピンカートンを真剣に愛し結婚するが、彼にとっては一時の現地妻。

彼はアメリカに戻り、その帰りを待ちわびる蝶々さん。

3年たってようやく戻ってきた彼には正式な妻がいることを知ると、その妻に愛児を託して蝶々さんは自ら死を選ぶ。


ピンカートンを待ちわびる気持ちを切々と歌うアリア「ある晴れた日に」は、あまりにも有名。


いつもながらカラスの歌は、どこまでも真実の歌であり、一度耳にしたら最後、強烈な誘引力で聴き手を決して離さず、他では決して得られない感動をもたらす。

若きカラヤンの指揮はどんなディテールにも真情がこもっており、内面の心の動きに応じて、変幻自在に表情を変えていくところが非凡である。

1955年の録音だが、演奏解釈にまったく古臭さが感じられないのはすごいことだ。

ラストはカラスの真骨頂!感動的な名唱です。

プッチーニ:蝶々夫人 全曲
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ラベル:オペラ
posted by ホーライ at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

クラシック音楽入門●おすすめのクラシック音楽★ムソグルスキー:組曲『展覧会の絵』

展覧会で絵を観ていたら、突然、絵から音楽が聞こえてくる・・・・・・
そんな経験、無いですよね。

ところがムソグルスキーはなぜか音楽が聞こえてきた。

これは最初、ピアノの曲だったのだが、「音の魔術師」ラヴェルの手になる編曲で、一気に大ブレイクした。

皆さんも最初の出だしはきっと聞いたことがあるはず。



下記のアルバムは「オーケストラ版」と原曲の「ピアノ版」が収録されています。

演奏について言うと、最後の「キエフの大門」の冒頭に至る部分から、最後までは、鳥肌もの。さすが全盛期のカラヤン−ベルフィルの盛り上げ方は、とにかく素晴らしい。

この録音は、「キエフの大門」での、鐘の音の強弱の変化が激しいが、オーケストラの中で、打楽器を、これだけ強弱をつけて打ち鳴らすというのは、奏者はもちろん、指揮者にも相当、自信がなければ出来ないことだと思う。

その点でも画期的な演奏だ。


わずか800円ちょっとで、有名なラヴェル版とオリジナルのピアノ組曲版が聞けるというのは、信じられないほど贅沢である。
 

ムソルグスキーは、ピアノ組曲としてこの曲を作った(自身ピアノの名手であったそうだが、あまりピアノ曲は好まなかったらしい。)が、彼が生前有名でなかったこともあり、この曲はほとんど演奏されていなかった。

それを一躍有名にしたのが、ラヴェルによる編曲版であった。


ラヴェル版は、鮮やかなトランペットの音色で始まる「プロムナード」が有名だが、他の部分でもトランペットが巧みに使われている。

「カタコンブ」や「キエフの大きな門」でのトランペットも鮮やかである。

特に、「キエフの大きな門」では、トランペットの音色が雄壮で、門を中心とした街並みまでもを想像させる効果を持っている。


他方で、本来の形であるピアノ版もよい。

プロムナードはもちろんのこと、「古城」の静かな雰囲気や「殻をつけたひなどりの踊り」のコミカルさは、むしろピアノ版でこそ真価を発揮していると思う。

名曲を聞き比べられて、しかも1000円以下。実に良心的である。


“絵”の作品の世界観も曲に出て聴きやすいし、「プロムナード」にしても曲の合間にモチーフを変えて登場したり最後の「キエフの大きな門」でも同曲の主題がフッと出てきて作品としてみても十分聴き応えあります。
 
「展覧会の絵」をオーケストラとピアノで聴けて一度で二度お得なうえ、この価格は安い!
 
個人的にオーケストラ版とピアノ版を聴き比べてみてどっちかていうとピアノ版のほうが展覧会に行ってるような感じです。


ムソルグスキー:展覧会の絵(ピアノ&オーケストラ版)
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posted by ホーライ at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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